未曾有のパンデミックは現時点(2022年1月)では収束の兆しは見られませんが、東京オリンピックでの柔道競技は何とか実施できたものの学生諸君の日々の練習や試合、OB会における活動が不透明な状態が続きます。今年は創部70周年、鵠志会創設60周年式典のラストチャンスであるだけに難しい判断が必要となります。しかしながら記念事業の一環として昨年送らせて頂いた記念誌は各所で好評を頂き、編集委員等関係者一同安堵しているところです。執筆して頂いた方々やお世話になった先生方のご家族にも送らせて頂き
ましたが、亡くなられた先生の仏壇にお供えされたなど、丁重な礼状も何通か事務局に届きました。ほぼ皆様に送らせて頂きましたが、内田菊嘉(S27 理・応用物理)、斎藤宏(S31 理・物理)、水野英昭(S34理・物理)、影山勝利(S45 理工・電気)の方々が調査しての数回の送付にも拘らず届きませんでした。いずれも神楽坂、野田の創成期に尽力して頂いた先輩です。今後も何か情報がありましたら再送付させて頂きますので、新情報がありましたらご連絡ください。又、一昨年、昨年とお願い致しました寄付につき
ましては、多数のOBにご協力頂きまして誠に有難うございました。今後も学生支援の意向を大学に示させて頂くという主旨で継続させて頂ければ幸いです。全日本理工科学生柔道優勝大会も感染状況をにらみつつ開催の方向で進めていますが、記念式典も同様に何とか今年の開催を模索致しております。幹事会を中心に14名の若手実行委員の活躍に期待します。鵠志会運営につきまして「この状況下におきましても如何にして活動していくか」と悩ましいところですが、幹事会などの定例会はリモートにより行っています。対面による会議は出来ないところでの苦肉の対応ではありましたが、幹事会以外の役員会、記念事業実行委員会、ゴルフ同好会などの会議も行うことが出来、昨年暮れには祥子さんのクリスマスライブも有志により行いました。これらは収束後もケースバイケースで併用することも必要かと思っています。なお、リモート会議には地方在住のOBだけでなく、海外在住のOBも参加して下さり、日本より厳しい環境の中、柔道で鍛えた心技体を日々の感染対策でも発揮されている事をお聞きしました。その様
子は後述のタイの上田さん、シンガポールの榊さんの文章をご覧ください。最後に、コロナによる弊害として「運動不足になること」「人に会って話をしなくなること」が言われていますが、収束の兆しが見えましたら柔道、ゴルフなどにより体を動かして頂き、鵠志会にて皆様のお顔を拝見できることを祈念致しております。季節柄、お体大切にお過ごしください。 |