第22回樫柔会総会開催さる

平成14年1月26日(土)小田原宮小路「中華菜館 いろは」において樫柔会総会が開催されました。例年1月下旬の土曜日に開催され、今回で22回目を迎えました。本年の出席者は、14名で高校5回卒から42回卒までの会員により、有意義な情報交換が行われました。また、2次会を兼ねた幹事会では、来年度の総会は、新しい試みを適用するという決議がなされました。

平成14年総会出席者(敬称略)
高校   5回 武田  敏治 高校   5回 佐久間俊治 高校   5回 高橋  恒清
高校 14回 太田  幸洋 高校 17回 小島   秀樹 高校 18回 関野  隆司
高校 20回 勝俣     洋 高校 20回 夏目   芳夫 高校 23回 小川  雅章
高校 24回 門松 廣司 高校 27回 岡田   一郎 高校 29回 鈴木  輝元
高校 31回 石塚    敦 高校 42回  以上14名
母校柔道部再生に光明
2002年度 第2回樫柔会幹事会 平成14年5月11日(土)

出席者

勝俣 洋 夏目 芳夫 小野沢 力
小川 雅章 門松 廣司 岡田 一郎
鈴木 輝元 以上7名  
議事録
1.開 会 宣 言       小川副会長
2.小川副会長挨拶
3.幹事会成立宣言      夏目幹事長
4.議題
■母校柔道部再生に対する支援策の件(平成12年より継続審議事項)

【要旨】

小田原高校職員である樫柔会「新倉先輩」より、母校に柔道部員募集のポスターが今年掲示されているとの情報があった。岡田副会長が調査したところ柔道部復活と望む生徒が複数存在する。4月26日に岡田副会長が年代の近い剣道部顧問の山本茂教諭を訪問し、詳細を確認した。山本教諭によると、柔道部復活を望む生徒、2年生4名(内女子1名)、1年生女子1名が生徒会の承諾を得て、部員募集ポスターを掲示した。しかしながら、顧問を引き受けていただける教諭がなく、練習場所も確保が難しいとのこと。その後聞いた話によると、ここへきて顧問を内諾してくれた教諭がいる。生徒たちの懇願により、養護教諭の田島先生(女性)が顧問引受けを承諾してくれたらしい。田島教諭は以前からサークル活動としてフットサルクラブの面倒をみて来ている。今回の柔道部復活を望む生徒の一部が、1年生時フットサルクラブのメンバーでしたので、気心のしれた生徒の懇願を受けという経緯のようである。しかしながら、練習場所については確保の目処はたっていない。
【決定事項】
(1)柔道部OB会樫柔会の幹事会総意として、主役たる生徒たちの熱意に感動し、顧問たる重責を快諾して頂いた田島教諭に大変感謝し御礼を申し上げたいと、まずは仮野教諭より伝えて頂けるよう依頼した。
(2)現職教諭である勝俣会長からは後日速やかに田島教諭にお礼する。
(3)また、速やかに樫柔会の幹事会と田島教諭及び柔道部復活を望む生徒との会談の場をもうけ、OBの具体的な支援方法について話し合う。練習場所の確保の支援策として、現在は畳が剣道部によって撤去されたと思われる柔道場の復旧を、樫柔会の総意として剣道部顧問の山本教諭に打診する。この際、目下部員数も拡大し好成績を納めている剣道部の立場を十分配慮する。
(4)柔道部現役コーチの引受け手の募集を各幹事であたる。
(5)以上の事項について、進捗状況は随時勝俣会長に報告をし、追って勝俣会長の指示のもとに行動する。
(6)次回開催日の確認決定事項の進捗により、次回開催日を勝俣会長より通知
(7)閉会宣言 
議事録作成 鈴木輝元(幹事・高校29回卒)
鈴木輝元さんより小田高剣道部顧問山本茂教諭との面談の内容が寄せられました。(原文のまま掲載)
5月15日(水)11:50私、鈴木輝元がグランドから出土した障子掘りの関心と武道館の下見の目的で母校の裏門あたりに訪れた。しばし散策していたところ、ランニングから戻った剣道部員と、山本教諭に偶然 運良く出くわした。早速、心よく校内を案内してくれ、障子堀り発掘、新校舎、新武道館の配置等を説明してくれた。 本題の件では、 山本「顧問がいなくて再建出来ない」 鈴木「顧問を内諾しくれた教諭がいる」 山本「その生徒は茶パツでピアスし、クラブを二股、三股かけちょっと・・・」 鈴木「でも、外観やうわさでの先入観で感情的な判断はしてほしくない。柔道部復活のために、生徒会承認のポスターを作り、必死にお願いして顧問を内諾してもらいここまできた生徒の情熱と行動は評価すべきだ」 山本「何人いる?」 鈴木「5人いる」 山本「経験者の顧問でないと指導できない」 鈴木「OB会で何とかする」 山本「怪我や事故に対処できない」 鈴木「だからコーチが基礎から指導する」 山本「所詮外部のコーチでは頭から落ちたりの事故が・・・」 鈴木「他のスポーツ同様少々の怪我はつきもの、顧問にも指導の基本をOB会から説明する」 山本「3月に各部の顧問等の人事が終わってる」 鈴木「活動休止が活動再会するので、新しい部をつくる場合と異なるはず。活動再会の承認は誰の決済が必要なのか?校長か? 山本「そうだ、まず職員会議でもんで、校長に承諾もらう」 鈴木「今年度中に再開しないと休部から廃部になると聞いている」 山本「それは絶対無い、心配ない」 鈴木「山本は剣道部の繁栄にすばらしリーダーシップを発揮したと思う。それが故に、柔道部の活動が再開した場合に練習場が狭くなることにたいし剣道部員の反発やOBの批判的な意見の板ばさみにならないか心配だ」 山本「それはまったく心配ない。現に畳もあるし、樫柔会の旗も降ろしてない。柔道部出身の教諭の山田五郎(30回卒)や湯川(32回卒)が赴任してくれば何にも問題なく再開できる」 鈴木「そのとおりだが、学校や教職が何の為に存在しているかといったら、主役たる生徒に未来に向けた指導や経験をあたえる為だ。今まさに情熱をもった生徒に剣道部のわくをこえて、本来の教職の意識をもって欲しい。職員会議でなんとしても柔道部を再建しようとまで言って無くても、少なくても問題点を指摘するだけでなくその解決策をいっしょに考え、どうしたら再建できるかの協力者になってくれ」 山本「うーん検討する」 鈴木「これは樫柔会の総意だから、俺からも頼む、このとおり頭を下げる」
2002年度 第3回幹事会(平成14年11月7日)
懇親会をかねて臨時幹事会を開催いたしました。情報交換と、今後の行動予定について活発な意見が交わされ、有意義な会となりました。(参加者:小野沢、小川、門松、岡田、鈴木)
初代会長 田村正さんからの投稿です、当時の貴重な写真も提供していただきました。
柔道部復活の記
初代会長 田村正(高4回)
昭和26年1月、3学期の初め、2年田村、1年大津、武田と連れだって香川校長に柔道部復活のお願いをしたところ「道場は」「畳は」ときかれ、当時卓球部が使っていた旧道場はスプリングが入っていて卓球部には不向きなので返してもらい畳は上庭の隅の小屋の中に腐れかかった畳があったので当座はそれを使うということで内諾をいただき早急に部員を募集し放課後、今の図書館の建つ前の空き地に虫干しをして、雨天体育館のコンクリート室に敷き準備完了。4月の新学期、晴れて正式に承認され武井,椎野両先生を顧問に文武館の金野先生にも指導をお願いし道場も卓球部に明け渡してもらい、畳は古いながらも(後に新しい畳となった)ここに復活柔道部がスタートした。 26年11月、小田高創立50周年記念には中庭に畳を敷き、吉田島農林高校を招き模範試合を披露した。 27年1月、本校にて西湘地区第1回柔道大会が行われ、小田校はA,Bチームに参加、Aチームは2位。個人の部では大津初段が優勝、武田初段が2位に輝いた。